こんにちは、星川さくらです。
このブログでは、 私が旅行にいくときやカフェでくつろいでいるとき、よく読む本の感想を書きつづっていきます。
今回ご紹介するのは、9月13日より順次、全国公開となる映画「みとりし」の原案である柴田久美子さんの「はじめての看取り悔いのない人生の終わりかた」です。
普段、日常の中で「生と死」について考える機会は少ないかもしれません。
また、大切な人の死についても、あまり考えたくないことだと思います。
本書は、敢えて避けがちな「人の死」について考え、自分や家族と向き合う良い機会になると思います。
私自身は、祖父母以外、身近な人を看取ったことがないのですが、家族の生死をさまよう出来事に直面したことはあります。
いつ何があるかわからないですし「人の死」は避けては通れないことですよね。
だからこそ、後悔のない生き方をしたいと思います。
また「看取り士」という職業があることを始めて知りました。「最期」と向き合うのは、なかなか大変ですが、決してネガティブなことではないということを感じました。
日本は、病院での延命治療の末に、最期を迎える人も多いと思います。少しでも長く生きてほしいという家族の希望もあると思います。
考えると重い気持ちになりますが、本人の意思を尊重することが、最期まで本人らしく生きれることなのかと思います。最期に、本人が幸せな人生だったと思えるのが一番なんですね。
私も東日本大震災では「生と死」は紙一重に感じました。後悔しない人生を送るには、やはり「やりたいことをどれだけやれるか」に尽きる気がします。
私も最期に全てやりきったと思える人生を送りたいですし、家族や友人、全ての人にもそうであってほしいと思います。