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言葉の使い方で人生が変わるのは本当?成功法則を検証した結果とは?

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成功本や自己啓発セミナーでよく聞く「言葉の使い方で人生が変わる」というフレーズ。果たしてどこまで本当なのでしょうか?この記事では成功法則の合理性についてお伝えします。

言葉の使い方といっても、そもそもどんな言葉使いが成功と失敗の明暗を分けるのでしょうか。今回は3つのキーワード(思考停止・自責思考と他責思考・目的と手段の錯誤)から成功する人と失敗する人の言葉の使い方をご紹介します。

1.あなたは思考停止していませんか?

1-1.成功する人の言葉づかい

成功する人は常にベストな方法を考え、結果にコミットすると言われています。なので、問題が発生したり、課題が見つかったりしたとき、次のような言葉を発します。

・どうすれば課題や問題を解決できるか?
・課題を解決する上でベストな選択は何か?

これは、起こってしまった事実を冷静に受け止め、解決に向けて行動したいという気持ちの表れから口にする言葉です。

私たち人間の脳は素直なので「どうすれば解決できるか?」「ベストな選択は何か?」と考えれば、解決策や達成方法を探そうとします。

業務に真剣に取り組んでいると、さまざまな問題や課題に直面すると思いますが、成功する人は前述したような言葉で問題解決や課題達成に向けて行動するのです。

1-2.失敗する人の言葉づかい

それでは、失敗する人はどのような言葉を発するのでしょうか。

それは、
・前例がないから
・ルールだから
という思考停止ワードです。

これは問題・課題そのものに向き合いたくない、考えたくないという思いが無意識のうちに表れていると言えます。

あなたの周りにもこれらの言葉が口グセになっている人がいませんか。

思考停止ワードはそれを発した瞬間、文字通り思考が止まってしまいます。その結果、議論の余地がなくなり、行動も止まります。

つまり、成功したいと思ったら、意識して思考停止ワードを使うことを避け、いつどんなときも「どうすればできるか?」「ベストな選択は何か?」という次のアクションに繋がる言葉を使う必要があるのです。

2.自責思考と他責思考で行動も変わる

2-1.自責思考と他責思考の決定的な違い

2つ目のキーワードは自責思考と他責思考です。成功する人は自責思考で行動することが多いと言われています。そのため、チャレンジしたことが失敗しても人のせいにすることはありません。

しかし、失敗する人は他責思考が前提になっていることが多いです。

あなたの周りでも、
・お前のせいで損をした
・私は悪くない、うちの会社はわかってない
・なんでうちの夫は稼ぎが悪いの
・・・というような言葉を発する人がいませんか。

なぜ、他責思考がいけないのでしょうか。それは他責思考だと、起きたトラブルに対して根本的な解決策に近づかないからです。

たとえば、人の意見を鵜呑みにして自ら何のリサーチもせず投資した株が値下がりしたとします。そのとき、情報をくれた人に対して「お前のせいで損をした」と言っても、お金は戻ってきませんし、何の解決にもなりません。

しかし、自責思考の人は、なぜこの株は下がったのか?なぜ、自分に情報をくれた人はこの株の売買を勧めてきたのか?といった思考でいるため、これからどうすればいいのか?自然と答えが浮かび上がってきます。

また給料が一向に上がらない状況に「私は悪くない、うちの会社はわかっていない」と言っても、給料の上がらない状況が変わることはありません。それに、もしかしたらこの先、給料が下がる可能性だってあります。

これが、自責思考の場合、「この会社を選んだのは自分だ」と考え、スキルアップや転職など、給料を上げる方法を探します。

他にも「なんでうちの夫は稼ぎが悪いの」という言葉が口グセになっている女性は、夫のせいにしていたら、この先も収入面で満たされることはないでしょう。しかし、自責思考の女性なら「夫を選んだのは私だ」と考え、どうすれば夫の稼ぎが良くなるか?どうすれば自分は満たされるのか?といった方法を探したり、場合によっては別れを選択したりすることができます。

このように、自責思考が前提の言葉と他責思考が前提の言葉では、言葉を発してからの行動が180度変わります。

なので、もしうまくいかなかったときでも、前向きな言葉や改善を促す言葉で事実に対する教訓としましょう。また、うまくいったときは「〇〇さんのおかげだよ、ありがとう」という言葉を口グセにするとお互いに気持ちが良いものです。

少しテクニカルな話ですが、うまくいかなかったことは自分事として捉え、うまくいったことは感謝の気持ちを表すと、人間関係が円満になると思います。

2-2.自責思考で注意すべきこと

自責思考はメリットだらけのように思えますが、一つだけ注意すべきことがあります。

それは自責の念にかられて「自分が悪い、自分はダメな人間だ」のように、ネガティブな発言をしてしまうことです。このような自己評価を下げてしまう言葉は、脳に暗示をかけてしまいネガティブな思考に陥いる可能性があります。

あくまで問題の解決に向けた要素を探るための自責思考なので、他責思考と合わせて気をつけましょう。

3.目的と手段を履き違えると成功できない

3つ目のキーワードは目的と手段を履き違えないことです。

成功する人の多くはそもそも「〇〇したいから〇〇をしている」という言葉をよく使いますが、失敗する人の多くはとにかく「〇〇しなければならないから〇〇をしている」という言葉をよく使います。

この2つの言葉の違いは、希望(自由意志)か義務かという点です。どちらも何かしらの目的があっての発する言葉ですが、失敗する人はある時点から、気づかないうちに、この手段が目的化しやすい傾向にあります。

たとえば、「仕事で役に立つマーケティングスキルを身につける」という目的があるとします。そして、その手段の一つが「アメリカで流行したマーケティングの本を毎日読む」だとします。

このとき、成功する人は「なぜ、毎日マーケティングの本を読むのか?」に対して本来の目的を意識して、「そもそもマーケティングスキルを身につけたいから」という目的志向で行動しています。

しかし、失敗する人は「とにかくマーケティングの本を毎日読まなければならないから」と、本を読むこと自体を頑張ります。そうすると、たとえ内容が理解できなくても「今日は〇ページ読んだ!」など、行動したことに満足してしまいます。

本来であれば「今日も新しい知識が身につき、明日の仕事に活かせそうだ」という結果に満足すべきなのに、手段と目的を履き違えてしまったことで、成功への道が閉ざされてしまうのです。

それに「〇〇しなければならない」という義務感・やらされ感が芽生え、そういった感情によって行動をし始めると、モチベーションが低下し始め、時間の経過とともに行動しなくなる人が増えます。

これは失敗する人が陥りやすい負のスパイラルです。

なので、まずは自らの希望を基に、その目的を達成するにはどうすれば良いか?を本質的に考えて行動するようにしましょう。

4.おわりにーー

いかがでしたか。

こうして考えると、言葉の使い方で人生が変わるのは恐らく本当ではないでしょうか。実際、アメリカで各界の著名人をコーチングしてきた有名なコーチ、ルータイスやアンソニーロビンスも彼らの著書で、言葉が人生を変えると言っています。

もちろん、成功の基準や何が幸せかは人それぞれです。しかし、言葉遣いを意識していれば時間の経過とともに、無意識に成功する人が使う言葉を使えるようになります。

最初はぎこちないかもしれませんが、ぜひ今回ご紹介した3つのキーワードを意識してポジティブな口グセを身につけましょう。

まだまだ下っ端の僕ですが、最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます(あ、ネガティブな言葉を使ってしまいました笑)。

改めて、優秀なWebライターである僕の記事を読んでいただきありがとうございます(なんか自慢しているようで厚かましいですね笑)。

これから読者の皆さんと一緒に成功を目指す僕の記事をお読みくださりありがとうございます。

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