ブックレビュー

身近にある色で人生を変える!色がもたらすエネルギー!

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普段、皆さんが当たり前に目にしているたくさんの色。それにはすべて、心に及ぼす効果があるのをご存知ですか?

見渡せば身の回りにはいろいろなモノがあって、すべてが色を持っていますよね。でもそれが、気づかないうちに自分の気分や考え方までもを左右しているとしたら……。

もしかしたら、あなたが何気なく手に取る色は、まさに自分の性格や人生をも形作っているのかもしれません。

普段の生活に色のエネルギーを取り入れて、自分の人生を思い通りにデザインしてみませんか?

▼目次

  1. 身の回りにあふれる色というエネルギー
  2. 衣食住から変えていく人生
  3. 着る色
  4. 食べる色
  5. 暮らす色
  6. 色はまさに心の薬
  7. まとめ

1.身の回りにあふれる色というエネルギー

現代社会はストレス社会と呼ばれるように、日常的にストレスを受ける機会が多くなっています。

海外ではメンタル専門の主治医がいることも多く、日本に比べて比較的メンタルを改善することは容易かもしれません。ですが、まだ日本ではメンタルクリニックにかかったり、カウンセラーに話を聞いてもらったりすることはハードルが高く感じられますよね。

こんな悩みを聞いてもらってもいいのかな?まだ自分は頑張れるんじゃないかな?そう思って日々溜まっていくストレスをそのままにしている方も多いかもしれませんね。

それでも容赦なく降りかかるストレスの雨をしのぐ方法は、もしかしたら身の回りにある〝色〟に隠されているかもしれません。

それだけ視覚や色が人の心に及ぼす効果は大きいものなのです。

今、ストレスにさらされて人生を変えたいと思っている方も、やりたいことが見つからないと日々をなんとなく過ごしている方も、色のエネルギーを使って身近な所から日常を変えていきませんか?

どこを見渡しても、どこに行っても色は日常的に目に入るもの。

机の上にあるもの、冷蔵庫の中の食材、お気に入りの洋服まで全てに色がありますよね。当たり前のことに思えるかもしれませんが、そんな当たり前の事だからこそ簡単にチャレンジできるセルフケアを、講師歴25年、カラーコンサルタントの『満月まい』さんがご紹介。

身近なモノをちょっと変えたり、色について意識して世界を見てみるだけでも、あなたの周りの景色は大きく変わるかもしれません。

この本はそんな色の持つエネルギーについて綴られた、まさに色の教科書とも呼べる一冊です。

2.衣食住から変えていく人生

2-1.着る色

さて、ここでは本書で取り上げられている中で、実際に身近で変えやすい色の例をいくつかご紹介させていただきます。

まずは着る色。

家にいるとき、仕事に行くとき、休日どこかへ遊びに行くとき…など、最低限のTPOこそ気にしなくてはいけませんが、洋服は自分を表現できる大きな要素です。

皆さんのお気に入りの洋服は何色でしょうか?柄は?それに合わせる靴や帽子などの小物は一体どんな色をしているでしょう?

色の持つエネルギーは心だけでなく見た目にもはっきりと現れます。ましてや人の第一印象は外見によるものが大きいものです。

自分をどう見せたいか、どう見てもらえるかを左右するのが配色やバランスなのです。

色の持つイメージや、視覚に影響する不思議な現象を知っておくだけで、日々の洋服選びがグンと楽になるかもしれません。

2-2.食べる色

心の健康を保つには、しっかりとした食事を取る事が大切ですよね。まさに食べ物も日常的に目にする色の代表格でしょう。

よく子どもがカラフルなお弁当に喜んだり、色味の悪い食べ物を食わず嫌いしたりするなんて話を聞きますが、実は大人もまた色の影響を受けているのです。

さまざまな食材が混じったキャンパスのようなお料理は見た目にも綺麗で食欲をそそりますよね。

でも、それだけではありません。

色を意識するだけで自然と栄養バランスの良い食事になる事をご存知でしょうか。

赤、白、黄、緑、黒。

大きく分けてこの五つの色に該当する食材、あなたは思いつきますか?

色のエネルギーは心だけでなく、バランスの良い食事を取ることにも大きくかかわっているのです。

2-3.暮らす色

最後は暮らす色。住まいの中にある色についてです。

寝室や勉強部屋、キッチンなど、お部屋はさまざまな用途に分かれているというのに、どの部屋も同じような色味になってはいませんか?

色の持つエネルギーもまたそれぞれ。お部屋の用途に合わせて色を変えることで、今まで以上に効率の良い生活が出来るかもしれません。

心に落ち着きをもたらす色、集中力をもたらす色、活動的になれる色……。

そんな色のエネルギーを上手に使うことで、今まで以上に住まいを快適な空間にすることができるのです。

勉強や趣味のお部屋はもちろん、これからは在宅ワーク化も進み家にいながらの仕事が多くなっていくことが考えられます。

家ならばオフィス以上に自由が効きますし、色のエネルギーによる効果を一層感じることができるのではないでしょうか。

3.色はまさに心の薬

一色一色が持つ不思議なエネルギーや視覚に与える影響。普段意識をしなくても、潜在的に人間は色のエネルギーを受けています。

それを意識して色からもらえるエネルギーを自分で操ることができれば、理想の生活を手に入れることだって可能なのです。

ただ、そのためには色の持つエネルギーを知らなくてはなりません。病気に効く薬を持っていても、使い方や効果を知らなければ意味がありませんよね。本書はきっと、そんな色という薬の処方箋の役割をしてくれているのでしょう。

色、と聞いてもいまいちピンとこない、意識したことがない方でも大丈夫。

筆者であるカラーセラピスト『満月まい』さんの体験談を含め、具体的な例で分かりやすく紹介してくれます。

明日からでも活かせるような色についての知識が、ちょっとした心理テストや占いを受けるような気楽な気持ちで得られます。

少しでもストレスを解消したい方、人生を変えたいと悩む方にぴったりな、読むだけで今すぐ実践できる本です。

まとめ

身のまわりにこれだけ色があふれているというのに、普段そこまで意識することは多くないのではないでしょうか。

でもきっと、本書を読んだ後には『あっ、この色って!』『もしかしてこれがこの色なのは、意味があるのかも?』と、色に対しての見方が変わるはずです。

努力をしなくても、お金をかけなくても変えられる、そんな身近な色からのエネルギーを知らないまま過ごすのはもったいない!

ちょっと食べ物を変えるだけで、インテリアを変えるだけで、着る物を変えるだけでできてしまうセルフケアなんて、とても魅力的ですよね。

身のまわりに溢れている色のエネルギーで、今までのマンネリした生活に変化をもたらしましょう。

生活に彩を添えて、人生をデザインするという選択。

色の持つエネルギーを行かした新しい生活を、さっそく実践してみませんか?

満月まいさんの本を読む

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