容姿(髪や肌)の悩みケアをする統合美容家として活動を続ける一方、一般社団法人の立ち上げや映画制作も手掛けた美容師の眞子桂子さん(以下、眞子さん)。2023年にはなんと!M1グランプリ(予選)にも出場し、セラピスト芸人(千と桂)としても活躍されています。
この記事では、眞子桂子さんの活躍ぶりをご紹介するとともに、彼女が世の中に伝えたいメッセージをインタビュー形式でお届けします。
ーー眞子さんは多様な活動をされていますが、お笑い芸人としても活動を始めたキッカケは何だったのでしょうか?
眞子さんのこれまでの活動の様子は過去のインタビュー記事でご紹介しています。
眞子さん:一般社団法人を設立して、映画を制作したあたりから、月イチで交流会の配信を始めたんですね。患者やケアラーさんたちの居場所づくりになればいいなと思って。
当時はコロナ禍でもあったので、家で引きこもらざるえない方に「あなたは一人じゃない」というメッセージを発信して、孤独を解消してほしいという意図もありました。
その交流会の配信で、病気で入院中の方に便利な日用品を紹介するシーンがあったのですが、、、普段とは変わった使い方で面白おかしくトークを展開していたんです。そしたら、それを聞いていた方々の笑いが止まらなくて、その場はとても盛り上がりました。
私たちが法人として発信しているコンテンツは、日々の生活の中でとても大切なことなのですが、少々重たい話でもあり、少しでも楽しく聞いてほしいという想いがあります。
なので、講座やセミナーでのアイスブレイクでもそうですが、その中でお笑いネタを考えています。それで2023年に、「私たちM1に出れるのでは?」という勢いでお笑い芸人になりました。
正直、自分自身への挑戦でもありましたが、今ってマジメな話は「難しそう」とか「重たい」と避けてしまう方が多いですよね。でも、生きていく上で必要なことや健康のこと、社会での生きづらさを解消するための行動はとても大切です。
だから、私たちの事業を受け入れてもらうためにも、その間口を広げる意味でお笑いはそのキッカケになると思っています。
ーー素敵なチャレンジですね。ただ、思い立っても行動に移すのは簡単ではないと思います。実際、美容師がある日突然にお笑い芸人として活動するなんて仰天です。眞子さんの原動力はどこにあるのでしょうか?
眞子さん:それまでイベントに出たり、講座をやったりと人前でしゃべることは日常的でした。たしかに、過去の私は自己肯定感が低く、自分は社会に不要な人間とまで思っていた時期があります。
でも、本を出したり、映画を作ったり、一歩ずつ色々な活動をしていく中で自然と行動力が高まっていった気がしますね。だから今では、人前で変顔ができれば何でもできそうだと思っています(笑)。
そうは言っても自己肯定感が低いとなかなか行動できない方も多いですよね。周りから白い目で見られたらどうしようとか考えてしまいますから。私も以前はそうでした。
ただ、そこはちゃんとした目的があるからこそ行動できるんだと思っています。たとえば、自分を認めてもらいたいとか。最初は個人的なことでも良いので、まずは目的や目標が見つかると一歩を踏み出そうと思えるものです。
それから私の場合は、本を出したときに紹介していますが、キクコさんというお友だちでもあるスーパーおばあちゃんの存在があります。私の推しなのですが、今は彼女のようになりたいという想いから、誰かの推しになれたらいいなと思っています。
実際、私の発信によって感謝されることが増えました。また病院では患者さんに「ありがとう」や「元気をもらえます」と言われ、それが励みになって頑張れる自分がいます。
なので、気持ちが落ちている人、何かやってみたいけど行動できずにモヤモヤしている人など、一歩を踏み出せない人に勇気とワクワク感を与えられるように今後も活動を続けていきたいですね。
ーー今後の目標を教えてください。
眞子さん:全国を飛び回って、お笑いを通じて私を必要とする方にメッセージを届けたいと思っています。映画「翔んで埼玉(琵琶湖編)」で行田のタワーが飛んでいくように(←まだ観ていない方はネタバレごめんないさい)、埼玉を出て一人でも多くの方に生きがいを与える活動ができれば嬉しいです。
ただ振り返ると、実はもう夢が叶っているんですよね。根拠はないですが、昔からシニアタレントになりたいという想いがありました。子どもの頃からドリフとかをみて楽しんでいたことも影響しているのかもしれませんが、今はその夢の状態を続けていければと思っています。
ーーこの記事を読んでいただいている方に向けてメッセージをお願いします。
眞子さん:よく1日の終わりに自分を振り返ると良いとかよく言いますが、そのとき、たとえば自分を褒めたり、体のセルフケアをしたり、自分を労わることが大切です。こうしたことは忙しくて疲れているとついつい忘れがちですが、自分を大切にしないと、自己満足はもちろん他者を助けることはできません。
周囲に困っている人疲れている人がいたら「大丈夫?」と声をかけたり助けようとしたりしますよね。それと同じで自分を大切にしてください。そうすると、健康マインドが備わって自己肯定感も高まり、生きがいを見つけることができます。
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