健康志向の高まりは私たち人間だけでなく、愛犬をはじめとするペットに対して求める飼い主が増えています。そのため、ドッグフードは無添加のものを買うことが一般的になってきました。
この記事では、なぜ無添加ドッグフードをおすすめするのか？その理由を解説します。
▼目次
- 1.無添加ドッグフードと添加物を含むドッグフードの違い
- 1-1.無添加ドッグフードのメリット
- 1-2.添加物を含むドッグフードが与える影響
- 2.愛犬に食べさせたくない5つの添加物
- 3.正しいペットフードの選び方
1.無添加ドッグフードと添加物入りドッグフードの違い
無添加のドッグフードと添加物を含むドッグフードでは、愛犬に与える影響はどのくらい違うのでしょうか。
製品によって異なる場合があるものの、無添加のドッグフードは通常、合成保存料・人工的な香料・着色料などの添加物を含んでいません。一方、添加物が含まれているドッグフードは、上記のような成分を含む場合があります。
1-1.無添加ドッグフードのメリット
無添加のドッグフードは、次のようなメリットがあります。
1.自然な成分：無添加のドッグフードは通常、天然の食材から作られており、合成物や人工的な添加物が含まれていないため、愛犬に対して自然な食事を提供することが可能です。
2.食物アレルギーのリスクの低減：一部の犬は合成保存料や着色料などの添加物に対してアレルギー反応を示すことがあります。無添加のドッグフードを与えることで、アレルギー反応のリスクを低減することができます。
3.消化トラブルの軽減：一部の添加物は、犬の消化器官に負担をかける可能性があると言われています。無添加のドッグフードは、犬の消化器官にやさしい食材で作られており、胃腸への負担を軽減する期待が持てます。
1-2.添加物を含むドッグフードが与える影響
一方、添加物が含まれているドッグフードは、次のような影響を与える可能性があります。
1.アレルギー反応のリスク：すべての添加物ではありませんが、添加物によっては、アレルギー反応を引き起こす場合があります。とりわけ犬が添加物に対して過敏な場合、アレルギー症状が出やすいでしょう。
2.消化トラブルの可能性：一部の添加物は、犬の消化器官に強い刺激を与えることがあります。そのため、胃腸に不快感のある状態になるかもしれません。
このほか、一部の研究では合成保存料や人工的な香料などの添加物が犬の健康に対して潜在的なリスクを持つ可能性があると示唆されています。具体的な添加物や量によって影響は異なりますが、愛犬のことを思えば、健康上のリスクはなるべく避けたいですよね。
2.愛犬に食べさせたくない5つの添加物
以下は、犬にとって良くないと言われている添加物です。
1.合成保存料（BHA・BHT・エトキシキンなど）：これらの化学物質は食品の酸化を防ぎ、鮮度を保つ目的で使用されます。しかし、長期間の摂取や高濃度の摂取は、がんや免疫系の問題など、犬の健康に悪影響を与える可能性があります。
2.人工着色料：人工着色料は、ドッグフードに色を付けるために使用されることがありますが、犬にとって必要のない化学物質です。特にタール色素（たとえば赤40号や黄5号）は、アレルギー反応や行動問題を引き起こす可能性があります。
3.人工香料：人工香料は、食欲を刺激するために使用されることがありますが、犬にとっては必要のない成分です。一部の犬は人工的な香料に対してアレルギー反応を示すことがあります。
4.塩分過多：一部のドッグフードには高量の塩が含まれている場合があります。過剰な塩分摂取は、犬の高血圧や腎臓の負担を引き起こす可能性があります。
5.糖分過多：砂糖は一部のドッグフードに甘味料として使用されることがありますが、過剰な砂糖摂取は肥満や歯の問題を引き起こす可能性があります。
これらは一般的な添加物の例ですが、犬の個々の健康状態や特定のアレルギーによって添加物の影響が異なります。犬の食事で心配になったら、獣医師と相談しながら、最適な食事プランを考えるようにしましょう。
3.正しいペットフードの選び方
犬の食事で大切なことは、ドッグフードの成分表をよく確認し、製品に含まれている具体的な添加物やその割合を理解することです。また愛犬の個々のニーズやアレルギーの有無に基づいて、適切なドッグフードを選ぶことが重要です。
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人間にとって健康リスクがあるものは当然、犬にも健康リスクがあります。ドッグフードは正しい選び方で愛犬の健康を守りましょう。
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