地域に根差した素敵なカフェを経営してみたい!
美味しい料理とお洒落なレイアウトで自分のカフェを開業したい!
一度はそんな想像したことがある方も多いのではないでしょうか?
それでもせっかく描いた夢なのに
『開業って難しそう』
『確定申告?税金?どうすればいいんだろう?』
『経験がないけど自分にできるかな?』
と、わからないことだらけで、ついついあきらめてしまっていませんか?
確かに起業、開業と聞くと自由で好きなスタイルで働けることは裏腹に、いろいろな不安がつきまとうもの。
そんな気持ちに寄り添いながらも、実際どういった手順でカフェを開業したら良いのか『アロマデザインカフェアンジー』を経営する戸田雅子さんが著書「ありのままで大丈夫!手順を踏めば誰でもできるコミュニティカフェのつくり方」で実体験を踏まえて紹介してくださっています。
▼目次
カフェを開業したい、そんな夢を応援!
今は何でもインターネットで調べ物ができる時代。けれど開業や起業と調べて出てくるのは法律や難しいことばかりです。どんなに素敵な計画を思いついても、実践する前に心が折れてしまうかもしれません。
もしかすると、あなたが思い描いた素敵なカフェは、他の方があったらいいな、と想像しているカフェなのかもしれないのにもったいないですよね。でもそれは、正しい手順を踏めば実現する夢かもしれません!
この本は誰でも不安になるお金のこと、開業場所や物件、集客の悩みなどを、実際に著者の戸田雅子さんが開業した埼玉県の北坂戸市にある『アロマデザインカフェアンジー』ができるまでの軌跡を辿りながらわかりやすく紹介。
カフェを開業しようと思ったきっかけから困ったポイント、これから起業してみたいと思う方への応援が込められた一冊となっております。
大切なのは、開業したいと言う気持ち
美味しさだけでなく食の安全も配慮されたお料理を提供する素敵なカフェ。きっと皆さんはそんなお店を開業できるなんて、どんな経験や勉強をされた方なのだろうと想像されることでしょう。
でもなんと開業前は、カフェ経営はもちろん、飲食店の経験もなかったのです。
ただ胸に抱いていたのは、人と人とが繋がれるアロマデザインカフェを作りたいと言う強い気持ち。グラフィックデザイナーとしてのお仕事と、アロマテラピー、そして美味しいお料理の食べられるカフェが融合した、全く新しいスタイルのカフェを作りたいという夢だけだったのです。
『三年後に、打ち合わせもできるデザイナーのためのデザイナーズまかないカフェをオープン』
そんな漠然とした夢を掲げ壁に目標を貼り付けたときも戸田さん本人、まさか本当に夢が叶うとは思ってもみなかったそうです。
でも実際には2年後の2019年、念願の『アロマデザインカフェアンジー』を坂戸で開業。今ではさまざまな人たちの交流の場となり、ワークショップやセミナーなどを開催する人気店。
わからないことだらけだったはずの戸田さんは一体どうやって、思い描いていたカフェを開業することができたのでしょうか。そこには人と人との繋がりや、ちゃんとした手順があったのです。
想像は一番の原動力!
色々な働き方がある中、起業というのもこれからの選択肢の一つです。自分の本当に好きなこと、やりたいことができたら、あなたなら一体何をしますか?
何かをやってみよう、と思い立ったときはワクワクのエネルギーで胸も弾むもの。それでもそれを実現するためには、時にさまざまな問題が目の前に立ちはだかることがあるでしょう。
そんなとき、同じような経験をした先駆者がアドバイスをしてくれたら……。
知恵と経験がつまった本書はカフェだけでなく、これから自分で起業をしてみようという方への道しるべとなる本です。きっと、あなたが思った『素敵』は他の方も『素敵』と感じるはず。
そして何より、素敵な場所をつくるという夢を持ち、起業を目指す方の後押しとなればという戸田さんの寄り添う気持ちが随所に散りばめられています。
自分の作ったカフェ、交流の場所が新たな出会いや人との繋がりを生み、また新たな夢を持つ人の手助けとなっていく。もしかすると、あなたが開業しようと思っているカフェも、そんな素敵な繋がりを生みだすきっかけになるかもしれませんね。
まとめ
本書はタイトルにもあるようにコミュニティカフェのつくり方に焦点を置いており、坂戸の『アロマデザインカフェアンジー』を通して開業のノウハウ、経験談などがメインですが、、、カフェのみならずこれから起業しよう・お店を開業してみようと、さまざまな夢を持つ方のお役に立てる内容となっております。
章を追うごとに開業に向かっていく戸田さんのカフェ。
はじめは漠然としたイメージ、それから屋号を決めて・・・と膨らんでいく想像は、不安にさらされながらも徐々にはっきりとした現実へ変わっていきます。
その軌跡をたどっているうちに、あなたの描いているビジョンもきっと明確になっていくはずです。やってみたい!ああしたい、こうしたい!と思ったときに不安になるのは皆同じ。
でも、せっかく素敵なアイディアが浮かんだのなら、それをしまい込む前に本書を手に取ってみませんか?
戸田さんの本を読む