今やネット集客には欠かせないSEO対策ですが、、、SEO対策にこだわりすぎると、共感度の低いサイトになってしまうことがあります。
では一体、Googleさんに認識されてかつ読者の反応を伸ばすにはどうすれば良いか?
この記事では、ファンづくりにおいて大切な記事力についてお伝えします。
1.記事力を高める3つのポイント
昨今、そもそも読者はどのようにしてサイトに辿り着くのでしょうか。
大半の読者は、SNS(約40%)とGoogle検索(約35%)で約75%を超えます。なので、質の良い記事を作り、SNSを活用して拡散するのがベストであることは間違いないでしょう。
「そんなことは今さら言われなくてもわかっている」という声が聞こえてきそうですね。
たしかに、それが簡単ではないからこそ、Web制作・運用・保守に関わる仕事が存在し、Web市場はどんどん広がっているわけです。
とはいえ、記事力を高めることなら、あなたの努力でどうにでもなります。
ただそれでも「うーん・・・努力する気はあるけど、努力の仕方がわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこでお伝えしたいのが、記事力を高める3つのポイントです。
3つのポイントは、
1.多くの人が興味のある話題
2.意外性があること
3.賛否両論あること
です。
1.多くの人が興味のある話題は、Facebookで共感を呼び、記事としてブックマークされ、Twitterでは笑い(または涙)を誘います。
2.意外性があることは、文字通り読者の新しい発見につながります。たとえば、ハウツー系の記事で、一般的には非常識とされるものが成功につながるといった内容です。
3.賛否両論あることは、賛成派と反対派が見事なまでに対立します。どちらの意見を書いても反応があるので、単にそこから派生する記事やサイトへの誘導だけでなく、バズることもしばしばあるでしょう。
以上を踏まえると、まずはこの3つのいずれかをテーマにした記事を作ることが必要不可欠です。
2.SEO対策よりも大切なこと
もしかすると、Webライティングをされている方の中には、SEO対策を意識しすぎて、3つのポイントを忘れがちではないでしょうか。
もちろん、SEO対策はネット集客において非常に重要であり、記事制作におけるウェートは大きいです。しかし、たとえGoogleさんに認識されても、読者の反応が薄かったら商品やサービスの販売にはつながりません。
つまり、SEO対策によってブランディングするのではなく、サイトのコンセプトを明確にすることで、そのコンセプトを支持するファンを集めるブランディングをすることが重要です。
僕がこの記事を掲載している「作家の作家による作家のためのサイト」は、株式会社まんがびとで電子書籍を出版した作家さま(一部)の広報活動をサポートすることがメインコンセプトです。
はじめは、単に各作家さまの書籍を宣伝するだけでした。しかし、徐々に作家さまを支えるWebライターが集まり、現在では作家さまの事業や啓蒙活動を全般的に支えています。
また2021年後半からは、少しずつではありますが、暮らしの情報メディアとしてもサイトの成長が伺えます。これは、サイトの解析をしていると、固定ファン(定期的にサイトを訪れる方)が確実に増えていることを実感できるからです。
固定ファンがつかないと、メディアとしての成長は止まり、「ちょっと質の良いサイト」程度で終わってしまうでしょう。
そういう意味でも、前項でお伝えした記事力を高める3つのポイントを常に意識しながらコンテンツを量産することが求められます。
また3つのポイントに乗じたコンテンツの量産により、自然と良質なサイトとして評価されるようになります。そこまでできてようやくSNSによる拡散(サイト内の動線設計やリピートを促すしくみづくり)を実践していくのです。
3.おわりにーー
いかがでしたか。
ネット集客において、SNSからの流入を狙うことは大きな効果があり、そのための最良の選択肢を探し実行することは至上命題と言えます。
でもその前にやるべきことが今回お伝えした記事力を高めることです。
事業にしても啓蒙活動にしても、まずは誰に何を伝えるのか?を明確にし、わかりやすい伝え方を心がければ、ファンは必ず集まります。
ブログやホームページなど、自社(自分のお店)のメディア力を高めたい方はぜひ記事力を高めることから始めましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。