矢島真沙子

ワーキングマザーの味方!時短料理を助ける2つの道具とは?

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あなたは日々の食事作りにどのくらい時間をかけていますか?

ワーキングマザーにとって、時間をかけて料理することはなかなか難しいことです。確かに、日々仕事と子育てに追われていると食事作りまで手が回らないかもしれません。

実際、ご飯は炊いておくものの、忙しいとついスーパーのお惣菜屋さんに頼ってしまうという方も多いのではないでしょうか。とはいえ、出来あいのものばかりでもお金がかかるし、体にも良くない…と悩む気持ちもよく分かります。

そんな忙しいワーキングマザーに提案したい時短料理のコツは、「切る時間」を短くする道具を活用することです。

帰宅してから、包丁とまな板を出して食材を切るのは一仕事。でも、食材を切るのに時間がかからなければ、台所に立つ時間も短くなります。

そこで、この記事では時短料理を助ける2つの道具と、その活用方法についてお伝えします。 

▼目次

1.省エネ時短料理なら「圧力鍋」

1つめの時短料理道具は圧力鍋です。

圧力鍋は、鍋の中を高温、高圧の状態を作ることで、短時間でよりおいしい料理を作ることができる鍋のことです。

1-1.とにかく速い!一瞬で食材のうま味アップ

圧力鍋は、作るものにもよりますが、調理時間は通常のおよそ半分から1/4程度。素材を短い時間で柔らかくできるので、時短料理に合った道具です。 

短時間で火が通れば、食材を細かく切る必要がありません。また、圧力鍋は素材のうま味を引き出すという特徴もあります。

特に野菜を調理すると、まるで出汁を入れて長時間煮こんだかのような味になります。素材そのものから甘さを感じるため、調味料をたくさん使わなくて済むのが、圧力鍋ならではの魅力です。

味付けに悩む時間を短縮するという点でも、時短料理を助けになると言えるでしょう。 

時短料理が可能な上に、省エネの圧力鍋ですが、「圧力鍋は爆発しそうで怖い」「扱いが難しそう」というイメージがあるかもしれません。

しかし、圧力鍋は基本的な手順さえ守れば安全に使える道具です。

タイマーを使って正確に時間を測り、水分量に気をつけるなど、説明書に書いてあるポイントをおさえて、時短料理に活用していきましょう。

1-2.時短料理のための下ごしらえ

とにかく献立を考える時間もない!という場合には、さらに時短料理になる圧力鍋の活用方法をご紹介します。

ポイントは、事前に食材を下ごしらえすること。前夜または朝に、圧力鍋で野菜を柔らかく蒸して、すぐに使える状態にしておきます。

圧力鍋に水を数センチいれて、その上に「蒸し台」(100円ショップ等で販売)を置き、大きめに切った野菜を乗せます。

そして、圧力鍋で3~4分蒸せば、あっという間に火が通ります。帰宅後は、食べやすい大きさに切って味付けをすれば1品完成です。

すでに柔らかくなっているので、包丁で切るのも簡単!後片付けもスムーズと一石二鳥なので、ぜひお試しください。

2.みじん切りが一瞬!切らずに時短料理「フードプロセッサー」

2つめの時短料理道具はフードプロセッサーです。

2-1.細かい作業いらずの時短料理

フードプロセッサーは、食材を短時間で細かくする調理家電です。

種類によっては、いくつか刃が付属しているタイプもあるので、おろし機能を使った大根おろしや、スライス用の刃で細かい千切りなども一瞬で作ることができます。

フードプロセッサーというと「肉や魚のミンチを作るときに使う」という印象があるかもしれませんが、むしろふだん使う野菜を手早く細かくしたいときにこそ重宝します。

また、フードプロセッサーは後片づけの時間を短くするという点でも、時短料理を助けてくれます。

まな板で包丁を使って食材の下ごしらえをしていると、どうしても台の外に食材が散らばり、片づけに苦労します。

その点、食材を器具の中で細かくしてくれるフードプロセッサーを使えば、キッチンまわりがほとんど汚れず、後片づけが楽になるのです。

作業を機械にまかせて、野菜の時短料理を可能にするフードプロセッサーは忙しいワーキングマザーの強い味方です。

特に細かい作業が苦手、包丁をできるだけ使いたくない人におすすめの時短料理道具と言えます。

2‐2.冷凍ストックで時短料理

フードプロセッサーで簡単にできる活用術として、食材の冷凍ストックをご紹介します。

まず時間のあるときに、フードプロセッサーで食材をまとめて細かくして、さっと油で炒めます。

塩こしょうで軽く味つけをしたら、ジッパーのついた袋に分けて入れておきましょう。

下処理したものを冷凍しておけば、当日はスープやお味噌汁にそのまま入れたり、炊いておいたごはんに混ぜたりと使いまわしをすることができます。

道具を出すこともめんどう!という時にフードプロセッサーを使った冷凍ストックがあれば、時短料理が可能になるのです。

3.おわりにーー

共働き家庭が増えるにつれて、時短料理が注目されるようになりました。

調理器具や調理家電も、忙しい家庭に合わせるように便利なものが増え、機能も発達してきています。特にご紹介した2つの道具は、一度使い方を覚えれば、毎日の料理作りを助けてくれます。

私もふだん使っている時短料理の道具は「圧力鍋」と「フードプロセッサー」の2つです。

あなたも便利な道具を使った時短料理で、1品でも手作りしたものを食卓に並べてみてはいかがでしょうか?

お財布にも体にもやさしい時短料理で、ゆとりある食卓を作っていきましょう。

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