頑張って作ったホームページやコンテンツ記事があまり見られていない…というのは、アクセス解析を行うとよくある話です。せっかく注ぎ込んだ広告費を無駄にしないためにはどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、ホームページやコンテンツ記事を活用して商品・サービスの認知度UPを図りたい小規模ビジネスをされている個人事業主の方に、広告費を効率よく運用してサイトへのアクセスを向上させる方法をお伝えします。
▼目次
- 1.見られないコンテンツは広告費のムダ
- 2.ググったとき、最初のページに表示されるには?
- 2-1.SEO対策その1(内部施策)
- 2-2.SEO対策その2(外部施策)
- 3.SEO対策の具体的な実践方法
- 4.SEOは奥が深い
- 5.おわりに
1.見られないコンテンツは広告費のムダ
オンライン上で宣伝活動を行うツールであるWEBサイトは、商品・サービスの対象者に見てもらえなければ意味がありません。
つまりググったとき、最初の方のページに表示されなければ、広告費をムダづかいしていることになります。そのため、商品・サービスの売上UPにSEO対策は必要不可欠です。
ただそう言うと、横文字はよくわからない…と思っている方も多いでしょう。
なので、SEOがSearch Engine Optimizationの頭文字をとった言葉で、検索エンジンの最適化という意味であることは覚えなくて大丈夫です。
ググったとき、最初の方のページに表示されることやサイトを見た人が行動(問い合わせや資料請求、申し込み・・・など)しやすくなるための対策という認識で構いません。
2.ググったとき、最初のページに表示されるには?
とはいえ、どうすればググったときに最初の方のページに表示されるでしょうか?
正直、これが正解というものはありません。天下のGoogleさんも定期的にポリシー変更をするので尚更です。
ただGoogleさんは検索品質評価ガイドラインなるものを定めており、それに沿った対策を実行することは十分可能なはず。
そこで、有効と思われるSEO対策と宣伝活動における注意事項についてお伝えします。
※日本ではYahoo! JAPANが最も人気のあるポータルサイトの一つですが、検索エンジンという意味ではGoogleに含まれることを補足しておきます。
2-1.SEO対策(内部施策)
SEO対策は主に内部施策と外部施策に分かれます。
内部施策とは、WEBページの内容を検索エンジンがきちんと認識し、テーマ性を正しく評価してもらうための施策です。
簡単にいうと、どのようなサイトなのかをGoogleさんに正しく認識してもらうための施策です。
2-2.SEO対策(外部施策)
一方、外部施策とは他のサイトにリンクされるなど、第三者からの評価を得るための施策を言います。
つまり、ユーザーにとって価値のあるページかどうかをGoogleが判断するということです。そのため、ニセモノやウソの情報など、質の悪いページは時期に淘汰されます。
そして、その判断基準となるのが、先ほども少し触れた検索品質評価ガイドライン。このガイドラインからわかることは、専門性・権威性・信頼性という観点から、ユーザーに対して良質なページかどうかを判断されるということです。
たとえば医療に関係のない人が病気や健康を語っても信憑性が低いのと同じで、喜怒哀楽の共感を得るのは大前提ですが、情報の正しさや発信する側の実績も必要不可欠と言えます。
3.SEO対策の具体的な実践方法
では具体的にどんな対策を実行すれば良いのでしょうか。
数え上げれば切りはありませんが、最低限これくらいはやるべきと言えることをご紹介します。
・検索した結果、表示されるページの内容を端的に伝えるメタディスクリプションの設定を改善する
・ページを訪れる人の対象を明確にし、検索ワードの需要と合致させるためのコンテンツを作成する
・パソコンだけでなくスマートフォンでも見やすいページにする(レスポンシブデザイン)
・サイトマップ(特定のドメインによるWEBサイトのページ一覧)を作る
・オリジナル性の高い画像を使用する(商用フリー画像の使い回しはNG)
・SNSやプレスリリースなどによるPRや拡散をする
・質の高いサイトでリンクされるようにする
・ページが表示されるスピードを改善する
・正しいHTMLタグで記述する
・共起語を用いる
もちろん、他にもやれることはまだまだありますが、今お伝えしたことだけでも実行すれば間違いなく成果は上がるでしょう。
4.SEOは奥が深い
SEO対策はそのテーマだけで本を一冊書けてしまえるくらい奥が深いものです。それに、WEBサイトへの集客はSEO対策だけではなく、広告やSNSなど、SEO対策と組み合わせて幅広く情報発信を続けることが重要でもあります。
なので、SEO対策が何なのか?そして何をすれば有効なのかを理解しても、各対策の具体的な実践方法や手順に不安がある場合、その作業は専門業者に依頼(信頼できるエンジニアを雇うか外注)することをオススメします。一人社長や個人事業主は時間的にSEO対策の作業が困難と言えるので尚更です。
ちなみに、先ほどお伝えした具体策に出てくるメタディスクリプションや共起語といった言葉がわからない場合は、ぜひググってみてください。
ググって表示されるいくつものページを見比べると、読んでみたいページや見やすいページの構造を全体的に捉えることができます。
5.おわりにーー
このように、SEOの原理を理解していないと「ページのデザインが良ければ売れる」のような思考からムダな努力をしてしまいコストも嵩んでしまいがちです。
なので、Google先生を使いこなし、商品・サービスの対象者が検索しそうなキーワードを調べて、そのキーワードから連想できる良質なコンテンツの配信を目指していきましょう。
ちなみに、WEB広告の専門業者なら他にもさまざまなツールがあるので、解析・分析後、次のアクションをどうすれば良いか対策を立てやすいといえます。
自社単独や一個人では難しいという場合は、やはり専門業者に依頼した方が良いでしょう。「リサーチを制するものはマーケティングを制す」の精神できちんと調べれば、きっとぼったくり業者を見分けることも可能なはず。
ぜひあなたの商品・サービスの認知度UPに向けて、SEOへの理解を深めていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございます。